日本一つまらない自己啓発ブログ

たぶん、嫌がられ度NO.1な自己啓発ブログです。

喘息と薬 ある日は突然やってくる

人間が感じる恐怖の中で1番きついのって何だと思いますか?


実は呼吸困難(窒息)なのだそうです。


ドラマなんかで、喉に詰まると首をおさえる所見たことありませんか?
これはチョークサインといって、成人であれば人種に関わらず共通しています。
つまり、アメリカでもフランスでも何処でも喉に物がつまると手で首をおさえます。


もしその場面に出逢ったら、「息できないの?詰まったの?」と聞いてあげて下さいね。
話す時は息を吐くので詰まったら会話は出来ませんから



今回は喘息での窒息です。
喘息って実は呼吸が出来なくなり亡くなってしまうケースがあります。
でも咳が出ないと面倒なので薬をやめる人もちらほらいます。



どこにでもいるような、30歳代のお母さんが喘息をもってました。
時々起こる軽い咳は子供の薬を使って抑えていたようです。

発作が出ないときも多く、当時幼稚園児の
子育てが忙しく喘息の管理はしませんでした。
忙しさと対応ができていたので甘く見ていたのでしょうか...


ある日の掃除中に突然大発作※を起こしました。
息の通り道である気管支が閉塞(閉じる)して息が出来なくなりました。
そのとき旦那さんはそばにいましたが見ていることしか出来なかったようです。
救急隊が来た時には、心肺停止しており意識もありませんでした。


搬送後、一命は取り留めましたが2度と意識が戻ることはありませんでした。
子供にどう伝えるべきか、残された旦那さんが選んだ方法は...



喘息など呼吸器疾患がある人は、不幸を避ける為にも薬剤コントロールはした方がよいです。
喘息死は年間3000人近くが亡くなっているようです。
(多くは高齢者だけど、若年者もいます)


しかし、この方のように発作がでない状態が続くと薬をしない人も多いです。
風邪が引いた時は苦しいけど、治ると注意をしなくなります。
喉元過ぎれば....
ではありませんが、軽症の喘息でも気をつけて下さい。
次はあなたかも知れません。


もし家族で喘息がある方は、このような悲しい事例を防いでほしいと思います。


息ができるってあたりまえだけど実は最高なのです。



※大発作 苦しくて横になれない、会話ができない、意識が朦朧とする位強い発作