日本一つまらない自己啓発ブログ

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腎臓病の恐怖 ~透析したら~

人工透析って聞いたことありますか?


時々、駅ビルに「外来 人工透析」など書いてあるのを見たことあるかと思います。


大雑把に言うと、腎臓が機能しなくなるとおしっこが作れなくなるため、人工的(機械的)におしっこを出しましょうというものです。


腎臓はホルモンの働きやおしっこを作るところです。
おしっこは余計な水分を出したり、いらないものを出したりします。


おしっこの元を原尿といいますが、1日約180L(お風呂1杯よりちょっと少ない位)できます。
勘の鋭い人は、体に180Lも水が無いよ!と思うかもしれません。
腎臓は常にいらないものと必要なものを分けています。
その結果、うすいおしっこ状のものが腎臓で作られ、再度いるかいらないかに分けられます。
大体99%が再吸収(体に戻る)ります。
なのでおしっこは1.8Lくらいが毎日出ている計算になります。


腎臓が機能しなくなると、これらができないため、ご飯を食べると、おしっこが出せません。
結果的に、水で体があふれ血液の中にゴミ(不純物)がどんどん増えてしまいます。


それを人工的にするのが人工腎臓 = 人工透析 になります。



原因は糖尿病が進んだ場合や、物理的な事故、腎臓由来の病気等さまざまあります。
なので一概に生活習慣だけが原因ではありませんのでご注意を。


透析の頻度は1週間に2~3回 1回あたり3~4時間”連続で”行います。
定期的に病院かクリニックに行って透析をしなければならないため、お水や食べ物はかなりの制限が出ます。


うちの病院の場合、1日の水分制限は500mlです。
なので、喉の渇きが半端なく、水を求めてさまよっている方も多いです。


ちなみにがぶがぶ水を飲むと、心臓に負担が来ます。


こう考えると、暴飲暴食しても、文句を言わずおしっこを出してくれる腎臓に感謝をしたくなりますね。


暴飲暴食をしている人は今のうちに気をつけていきましょう。
→Googleで「透析 シャント」 で画像検索してみてください。


休肝日と共に休腎日も必要かもしれません。